妊娠して5ヶ月目の最初の戌の日に、腹帯を巻く行事があります。
妊娠して最初のセレモニーです。
少しづつお腹のふくらみが出てきて、やっとママのつわりも少し落ち着いて来た頃ではないでしょうか。
パパと一緒に神社で安産祈願も良いですね。
祈祷の際に、腹帯が送られることがありますが、なかなかさらしの腹帯を着けている方は少なくなってきたのではないでしょうか。
メーカーによっては、さらしではなく腹巻きという形で販売しているところも多くなりました。
ではなぜ、妊娠中に腹帯や腹巻きをつけるのでしょうか。
赤ちゃんを守るという意味も込められていますが、実際には冷えの予防が大きいです。
お腹の冷えは子宮の収縮を促し、張りにつながることがあります。
まだ妊娠5ヶ月ぐらいだとお腹の張りは気になりませんが、妊娠経過の中でお腹の張りや冷えに気がつく方もいるでしょう。
また、腹帯にはどんどん重くなるお腹の重みを分散し、腰にかかる負担の軽減の役割も果たしています。
「さらしの腹帯は妊娠中しか使わないし。」と思っている方もいるかもしれんが、
実は産後も大活躍します。
さらし状の腹帯は、産後の赤ちゃんの抱っこひもや布おむつとして活用されることが多いです。
妊娠中だけでなく、産後も赤ちゃんのお世話のグッズとして活用できる腹帯、是非一度使ってみて下さい。
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